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日本国内での男性型脱毛症の治療は、皮膚科において患者が医療費を負担する自由診療(保険外診療)で受診することができます。ここで治療薬として使われるのが、初めて厚生労働省に承認された国内唯一の男性型脱毛症用の経口内服薬である「プロペシア(フィナステリド)」です。アメリカをはじめ、世界60カ国以上で承認・販売され、高い効果をあげてきたプロペシアは、使用者の90%以上で抜け毛の進行抑制や改善効果が認められたと報告されています。もともと前立腺肥大の治療薬として開発されたプロペシアは、利用者に育毛効果が認められたため、発毛剤として注目されるようになりました。
男性型脱毛症の発症には、男性ホルモンの影響がわかっており、プロペシアは、男性ホルモンの働きを抑制し、抜け毛を予防するはたらきがあります。そのため、男性型脱毛症以外の円形脱毛症や薬剤による脱毛症、女性には効果がないとされています。特に妊娠中の女性が服用すると、発育に影響を及ぼす恐れがあるとされています。さて、内服薬ということで、気になるのが副作用です。プロペシアの副作用は、大変低いとされていますが、まれに性欲減退や性機能低下の副作用が起こるという報告があります。このような症状が起こった場合には、内服を中止すると改善されるので、安心です。
食事に関係なく1日1回の内服で6ヶ月以上飲み続けることで効果が見られるプロペシアですが、途中で内服を中止したり、誤った使い方をすると、副作用が起こりやすくなることもあるので、必ず医師と相談しながら内服するようにしましょう。
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